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健康栄養学部 管理栄養学科

管理栄養士インタビュー

Interview

さまざまなフィールドで幅広く活躍する管理栄養士の皆さんに直撃インタビュー!

急性期医療に携わる管理栄養士を目指して

名嘉紫音(なかしおん)さん

所属=友愛医療センター栄養科 管理栄養士

現在のお仕事について

就職して半年が経ち慣れてはきましたが、日々学ぶことが多く、毎日新しいことを覚えて、実践して、また勉強を繰り返しています。
先月からNST(栄養サポートチーム)で支援が必要な患者さんを担当、多職種の方々と情報を共有しつつチームで栄養のサポートをしています。NSTカンファレンスでは患者さんの状況をきちんと把握して医師や他職種へお伝えするように努めています。
また、病棟ごとに入院患者さんの疾患や状況が違うので、それぞれに対応した食事療法や経管栄養について理解し栄養管理ができるようになりたいです。
管理栄養士になれて本当に良かったと感じています。患者さんに栄養指導を行ったあとに「ありがとうね」とお礼を言われると、このかた栄養の支援ができてよかったと嬉しく仕事の励みになります。
そして、管理栄養士になる夢が叶ったことについては、親にとても感謝しています。高校時代から私の夢を応援してくれて、大学進学についても支えてもらいました。病院の管理栄養士になれたことで、ひとつ親孝行ができたのではないかと思っています。

今後の目標について

大学時代は、急性期医療に携わる管理栄養士を目指し管理栄養士が経験を積んで取得できる癌認定管理栄養士資格の取得を目指していましたが、就職し、糖尿病や腎臓病の患者さんが多いことを知り、現在はその分野についてもっと学びたいと考えています。

NSTカンファレンスでは患者さんの状況をきちんと把握して医師や他職種へお伝えするように努めています

患者さんに寄り添って

島袋真子(しまぶくろまこ)さん

所属=中部病院の栄養管理室 管理栄養士

現在のお仕事について

私は整形外科に入院されている約50人の患者さんや外来の患者さんへの栄養指導等を担当しています。患者さんの食生活の改善について、わかりやすく伝えることを心掛けて毎日努めています。ひとつひとつの仕事を覚えるのが大変で、早く慣れるようにと日々業務を全力でがんばっています。8時半に出勤してミーティング、その後は入院患者さんの栄養管理計画書の作成と栄養指導を実施する毎日です。日々勉強で大変ですが、とてもやりがいはあります。

臨床の分野に進んだ理由は?

母も叔母も管理栄養士で、病院に勤務しています。患者さんのお役に立てている姿を見て、高校のころに私も同じ臨床現場の管理栄養士の道に進めたらと沖縄大学への進学を決意しました。大学ではとても多くのことを学ばないといけないので大変でしたが、いま、4年間の学びが活かせていると感じています。
沖縄県職員の管理栄養士採用試験が4年次の11月にあり、国家試験対策と両立しての試験対策は大変でしたが、合格できてよかったです。

毎日心掛けていること

患者さんに寄り添うことを大切にしています。丁寧に聴き取りを行って、食べることができない患者さんでも食べることができるように食事内容の調整をしています。

中部病院の栄養管理室では、現在12人の管理栄養士が働いていますが、そのうちの4人が本学の卒業生です。仲間と助け合って業務を熟しています。